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太平洋横断中に遭難した辛坊治郎さんがテレビ出演復帰「本当に死ぬと思った」

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6月21日に小型ヨットで太平洋横断中に遭難した辛坊治郎さん(57)が、読売テレビ「ウェークアップ!ぷらす」の生放送に出演してテレビ出演復帰した。

この番組で次回からメインキャスターとして主演予定である。

冒頭、辛坊さんは「本当に死ぬと思った。自分が番組でしゃべることで、以前のように視聴者に楽しんで見てもらえるかどうかは最大の不安だが、しっかり仕事をしたい」
と語った。

事故から1か月半たった今、辛坊さんが当時に事故のことについて船内に取り付けておいた
定点カメラの映像を見ながら検証した。

映像では、ヨットが何かに衝突した激しい衝撃を受けた、
一緒にこのヨットに乗っていた全盲セーラーの岩本光弘氏が「波だろうと」
言ったが、実はクジラだったようで、しばらくして船内が浸水してきたという。

衝突時は夜で、避けられなかったか?という質問に、
「(衝突時は寝ていて)起きて見ていたら避けられなかったとまでは言えない」とした。

ですが、この事故は避けようと思えば四六時中外に出て海を見ていなくてはいけなかったのでしょうか?

この映像について辛坊さんは「ミスが多いなと、つくづく思いました」とポツリともらし、
ミスであることを認めた。

辛坊さんらの救出には自衛隊も出動し多額の費用がかかったことについては、
自衛隊には感謝しているが、法的制度でお金を支払うことはできないという趣旨のことを語った。

この太平洋横断がテレビ企画の予定に合わせて行われていたのではという疑問には
きっぱり否定した。

この日まで約1か月半テレビ出演などの仕事を一切自粛し、
反省の姿勢を示した辛坊さんですが、これから先視聴者がどう判断するかは、
この番組やその他の辛坊さん主演のテレビであれば視聴率などに跳ね返ってくるでしょう。

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